アメリカの氷河国立公園Glacier National Park を楽しむ(その1、Highline Trail)
2021年独立記念日の休みにGlacier National Park を楽しんできた。
1日目:Highline Trail
2日目:Avalanche Lake
3日目:Iceberg Lake
を楽しんだので記録する。
ちなみに、このシールを貼っている車をよく見て気になっていたのだが、これがGlacier National Park (GNP)のシールだと今回知った。
さてGNPは私の住むVancouver WA からは、片道1,000kmだ。
土曜日の朝6時にアパートを出発し、途中のパーキングで何度も休憩を取りながら進んだ。
GNP近くのKalispellの町にあるWalmartに 夕方6時頃到着し、パーキングで車内泊した。周りには20台以上の社内泊の車があったと思う。
次の日は朝4時に起きてGNPに向けて出発した。
実は、GNPへの入場には、年間パスだけでなく事前に入場整理券を入手しておく必要があるが、自分が3週間ほど前に予約しようとしたときにはもうFullで入手できなかった。
しかし、GNPのホームページ(Going-to-the-Sun Road Ticketed Entry - Glacier National Park (U.S. National Park Service) (nps.gov))をよく読むと、6amから5pmの間に入場するにはその券が必要と書いてあったので、6am前に滑り込もうと考えた。
Walmartからは40分ぐらいだったと思う。多くの車と同じようにして無事入場できた。
最初に向かったのは、Logan Passだ。目的は有名なHighline Trailだ。
GNPは非常に広い。入場ゲートからLogan Passまで40分ぐらいかかったと思うが、さすがにパーキングはまだ空いていた。(すごく混むことで有名らしい。)
まずパーキング周辺を散策していると、ビッグホーンシープの群れ(6~7頭)がいた。周りにも数人がいたが、あまり人を恐れていないようだ。
パーキング周辺からの眺めもとても良い。もう十分に満足だ。
とは言え、Highline Trailを歩き始めた。6pmぐらいだったと思う。
自分はいつもクマベルとクマスプレーを持って歩くが、既に沢山の人が歩いているので安心だった。
それと、後で思ったが、朝早くに出発して涼しい間に歩けて良かった。
歩き始めてすぐにガイドブックなどでよく見る細い崖っぷちの道を進むことになった。
高所恐怖症の自分には相当に怖く感じたが、実際には太いワイヤーロープが壁に取り付けられていて、道幅も1~1.5mぐらいあるので下さえ見なければ大丈夫だ。
ここさえ過ぎれば後はほとんど起伏がなく絶景の中を疲れを感じずにグイグイと進んでいける。
この日の目的地は、Upper Grinnell Lake Over Lookだ。GoogleMapでは3時間14分と出ている。自分の目標タイムは4時間半だ。(頑張りすぎると膝が痛くなるので。)
次に出会ったのは鹿だ。奈良の鹿と違うのかどうかは分からない。自分が近づくと気にはしているようだが、逃げない。ソーと通り過ぎた。
次に出会ったのは、これだ。名前はわからない。見た目はモグラのようだが、大きさはウサギぐらいだ。
人に近づいてくるので慣れているのだろう。
風景に戻ろう。どこを見ても素晴らしい。氷の彫刻と聞いていたがその通りだ。
小さなクリークが幾つもあって、手や顔を洗うと気持ちいい。
自分は元々険しい山壁の景色が好きで、GNPはの風景はどこを見ても素晴らしい。
何度かお花畑もあって、険しい山壁と対照的で楽しめた。
Granite Park Chaletの少し手前で分岐だ。ここからが登りがきつくて辛かった。
そしてOver Look に到着。ほぼ目標通りの4時間半。眺めは言うまでもない。
眼下には、氷河にほぼ覆われたUpper Grinnell Lake と、その向こうにはGrinnell Lake さらにJosephine Lake とSwiftcurrent Lake までが見渡せた。
この日は、スキーヤーとボーダーが氷河を滑走していた。
ここで、持ってきたサンドイッチでランチをゆっくり楽しんだ後、Logan Passへの帰路についた。
帰りも分岐点まで下ると、以降はほぼ平坦だから楽勝と思っていたが、昼からの日差しがキツかった。
沢山の方がLogan Passから向かってきたが、結構辛そうだった。
自分は朝早く出発したおかげで、往路では体力を消耗せずによかったと思った。
Logan Passにたどり着いたときには、さすがにパーキングはいっぱいで、外の道端にも多くの車が列をなしていた。
この日のハイキングはこれで終了。この後予約しておいたキャンプ場に向かった。
3週間ほど前にキャンプ場を探したが、公園内のキャンプ場は既にFullだったが、幸いなことに、公園入口から18マイルのEmery Bay Campgroundを予約できた。
キャンプ場内で管理人が夫婦でキャンピングカーで生活しており、ファイヤーウッドをその管理人から購入し、焚き火を楽しんだ。非常に大きな束(スーパーの1.5倍ぐらい)が$6だった。
今日はここまで。長くなったので別の記事に残す。
訪問いただきありがとうございました。