EnjoyUSAのブログ

楽しみつくす記録

アラスカにオーロラを見に行く(7日目、天気が回復。-30℃+強風での服装)

2021年12月30日、この日のAurora予報は昨日と同じLevel-3だった。

 

昼間は相変わらず降雪があったが、11pmごろから曇り、そして回復方向の予報だった。

 

昨日と同じLevel-3でも、Level-5,-4,-3と下り坂だったので、大きな期待はしていなかった。

 

観察場所は27日に初めてAuroraを見た同じパーキングにした。

 

この日は-30℃で風も強かった。パーキングで車内でしばらく待っていると一台の番がパーキングに入ってきて、エンジンを止めた。

 

もしかしてAuroraが出ているのかと思い、外に出てみたら淡く白く光るAuroraが見えた。

 

しかしこの日は風も強くて、とにかく寒かった。

 

一旦、車内に戻り、あるだけの服を着て外に出た。どれだけの防寒をしたかは、参考のためこの記事の下の方に記す。

 

再度外に出てシャッターを切った。何ということだろうか。肉眼では見えなかった赤色のAuroraがはっきり写っており、とても驚いた。

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手前の雪の壁の向こう側が車道になっており、撮影中にたまたま通り過ぎた車が車道のさらに向こう側の雪を被った木々を照らしている写真だ。

 

これまで二回見たAuroraとは全く異なったものだった。

 

この日のAuroraはほとんど動かなかったので、同じような写真をたくさん撮った。

 

方角はほぼ北向きの少し東だ。写真の中央に北斗七星が見える。

 

しばらくすると、雲はなくなり星もきれいに見えるようになった。

 

天の川らしきものが北西方向に見えたので、それも撮影しておいた。

 

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あまりに星が奇麗だったので、その天の川だけの写真も撮っておいた。

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この日は1amぐらいに雲が出てきて見えにくくなってきたので、宿に帰った。

 

さて、服装について記録しておく。上にも書いた通り、この夜は-30℃(-22F)ぐらいで強風だった。以下の服装で身体の寒さはあまり感じなかったが、指先と目の周辺の出ているところは寒かった。

 

厚い目の靴下の上から足の甲側に使い捨てカイロを張り、その上からさらに靴下を二枚履いて、スノーブーツを履いた。1サイズ大きめだったが、さすがにパンパンだった。

 

下半身は、下着のパンツ・綿の長パッチの上にダウン長ズボン、中起毛の長ズボン。最後にレインコートズボン。このレインコートズボンが風を完全に防いで、下半身は寒くなかった。

 

上半身は、下着の綿シャツの上に分厚い目の下着シャツの二枚重ね。その上にスキー用の中厚トレーナー。次に薄いダウンジャケット(コロンビア)を着た後に中厚のフリースを着て、さらに上から安いダウンジャケット(イオン)で最後に中綿のジャンバーを着込んだ。さすがにこれだけ着ると身動きもしづらいぐらいだったが、上半身も寒さは感じなかった。

 

中厚のフリースのネックウォーマーをした。

 

帽子は、フリースの厚めの帽子の上からロシア帽をかぶった。自分のロシア帽は耳はもちろん覆うことができ、さらにマスクも付いていたので、口・鼻それに頬までを覆っていたので良かったが、目の周辺はやはりむき出しだったので痛く感じた。

 

手にはスキー用のグローブを付けたが、ずっと付けている左手は耐えれないほどではないが指先は冷たかった。一方の右手はカメラのシャッターを切るためにその度に外したら、ほんの少しの間にも痛く感じるほどだった。

 

ご訪問いただきありがとうございました。